
「子どもの人生への影響」を考える‼
新年度が始まりました。
胸躍る春で過ごしている方もみえますが、最近は、新しい環境に馴染むまでに時間がかかり、いろいろ不安な思いで過ごしているような方が多くなっているように思います。
脳は、思ったように働いてくれます。ネガティブな思考でいるよりも、出来るだけポジティブな考えができるようにしていけると良いですね。不安があるときには、気持ちの整理ができるように話を聞かせて頂きますので、連絡をください。「子どもへの支援」は、「家族丸ごと支援」です。遠慮なくおっしゃってくださいね。
さて、私事ですが、今、母が、重篤な状態です。少し母のことを書きたいと思います。
母から教えてもらったこととして、「親孝行は、自分の人生を精一杯生きること」。これが全てです。だから、私が、一生懸命働き、社会貢献することは、親への恩返し、親孝行だと思って生きてきました。
3人の娘たちに、たくさんの愛情とお金もかけてくれました。勉強のことは一切言われたことがありません。私もわが子に一度も「勉強やりなさい。宿題しなさい」などいってはおりません。
私自身も、母親から、勉学を強要されることは一切なかったのです。「学ぶことは楽しいことだよ」とは話してくれていました。「いっぱい身につけると豊かになるよ」と、やりたいことを十分やらせてもらいました。
そのおかげで、今も、働くこと、学ぶこと、本当に楽しく、それが充実した人生に繋がっています。
親から、どんな言葉がけをしてもらうのか、というのは、その子どもの人生に繋がります。
仕事を楽しく明るく頑張ることも、親から学んだことです。
今、みなさんは、我が子にどんな言葉をかけていますか?その言葉がけや自分の姿が、子どもの人生に色濃く影響します。そのことを自覚して、子育てしていっていただきたいと切に願います。
大変なことは一緒に考えます。遠慮なく声かけてください。
そんなことを、母の人生の最終章で、思い出しています。
池田信子(公認心理師、社会福祉士、保育士)

早いもので、今日は、今年度の最後の日になります。
日頃より、らるご総合教育スクールをご利用いただき、ありがとうございます。
実は、今日は、中高生を連れて、ユニバーサルスタジオジャパンに来ています。
宿泊しているホテルから、この文章を書いています(3/30−31:USJイベント)。
こうやって、日中を一緒に過ごすと、その子の生活面の課題がとてもたくさん見えてきます。どうしても自分の感情に折り合いがつけられなかったり、時間的にルーズだったり、生活習慣が身についていなかったり、と…。それでも、まだまだ、人生の初期の時期です。じっくり課題に取り組んでいく中で改善していきます。私たち職員が、一緒に取り組んでいきますので、このような機会に送り出していただけたらと思います。
子どもたちは、良い意味でとても純粋です。一緒に時を過ごす時間の中で、仲間として認知し、相手のことを、わかろう、わかりたい、と、そして、みんなと仲良くしたい、と、それぞれが思って関わり合っていることがよく見えてきます。楽しい時間を共に過ごせている我が身のことを、とても誇りに思います。
ついでに記しておきますが、29日は、音楽発表会でした。緊張の中、みんな、懸命にレッスンを受けてきたことを披露しました。どの子も、やり切った表情で、とても頼もしく感じました。
私たち職員は、子どもたちをサポートするスペシャリストとして、日々、ブラッシュアップしていきたいと思っています。明日から始まる2026年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
池田信子(社会福祉士、公認心理師、こども家庭ソーシャルワーカー、保育士)

以前、「災害時要支援者」と言われていた人たちは、現在、「避難行動要支援者」と言われています。内容は、同じく、高齢者、障害者、乳幼児、妊産婦、外国人など、災害時に自力で安全な場所へ避難することが困難で、周囲の助けや支援が必要な人々のことを言います。
国は、南海トラフ地震の発生率に関して、今後30年以内に発生する率を「60〜90%」に変更し発表しました。近い将来、必ず、起こるということです。
南海トラフ地震は、主要都市が全て被災します。救助は、かなり困難になり、どれだけ、自分たちで日頃から備えをしているかが生死を分ける境目になってくるかと思います。
私は、自宅で被災した場合、また、家屋が倒壊しなければ、3ヶ月ほどの水や食料など備蓄と非常用のトイレ、電源の担保ができるように準備し、生活できる術はあります。しかし、私自身仕事で、あちこち、飛び回っているので、どこで被災するかは検討つきませんが・・・。
1番に考えないといけないのは、私たちが、関わっている「避難行動要支援者」である子ども達のことです。そういう、自分自身も、やがて高齢になっていきます。被災地での避難所生活は過酷を極めます。
折に触れて、非常時には、どうするのか、ご家庭で話をされることも大事なことだと思います。
池田信子(社会福祉士、公認心理師、こども家庭ソーシャルワーカー、保育士)

次男が自閉症を持っています。ですので、長男は、その「きょうだい」になります。
*「きょうだい」「きょうだい児」(ひらがな表記)は障害のある兄弟姉妹のいる人のことをいいます。
ご縁があり繋がった、林ともみさん(「まあるく生きる」著者、ラジオパーソナリティ)からのお誘いで、長男が、「(障害を持つ)きょうだい」の思いをラジオ📻で語りました!(2025.11.24収録)
内容は、ともみさんのブログで紹介されています
⬇️
https://ameblo.jp/tomorin828/entry-12947855031.html
私は、長男が発する、親とは違う視点での「障害観」に、ハッとさせられることが多くあります。
そして、同時に、自分らしく生きていることには逞しさを感じます。
看護師であり、日本DMATにも所属している自分、「きょうだい」である自分、父親である自分、それぞれを精一杯生きています。
障害の有無に関係なく、
自分の人生を一生懸命に生きることを、これまでもこれからも、そして、どんな人の人生をも応援していける自分でありたいと思っています。
池田信子(社会福祉士、公認心理師、こども家庭ソーシャルワーカー、保育士)

子育ては、想定外をいかに、想定内にするか、が大事と、前々から申し上げています。
2065年の試算で、平均寿命が、男性が約84.95歳、女性が約91.35年と推計されています(内閣府の高齢社会白書)。
これからは、長く生きていくことがテーマです。
その間、ずっと、働くこととセットです。
勉強を強いられて(もちろん、勉強や研究が好きな人は沢山います)
苦しい思いをした子どもたちが、生き生き逞しく生きていくことは考えられません。
勉強を嫌な思いでしてきた子は、その勉強が労働になった時に、主体的な働き方ができません。
もっともっと、子ども時代を楽しく過ごしてほしいと思っています。
自分らしく
意欲的に生きていく、そんな人生をどの子もが歩んでほしいと、ただただ願います。
私は、縁があり、半年間、中日新聞の医療コーナーでコラムを執筆しました。
最後に、親なき後のことを、生きているうちからどのように取り組むかについて書きました。
私にも、障がいのある子ども(次男)がいるからです。
私が、死亡した場合に備えて、「もしもの手帳」には、金融機関や保険の情報、死後の処理などを記してあること。それを長男に伝えています。
自然災害に備えて3か月の備蓄を3カ所に、
そして、
避難所生活が最小限になるよう倒壊した場合は自家発電とテントの準備をし、次男と野外で寝る練習もしています。
そして、
育てながら先を見据えて行動してきたことは、
「乳幼児期から大事にされる経験」、
「働き続ける環境の担保」、
「生活していくお金の管理」、
「助けを求める力を育むこと」、
「余暇の充実」、
「十分な貯蓄」です。
その1番ベースにあるのが、
愛着関係です。親子間が気持ち良い関係になっていることです。
「愛着」について、よく理解して子育てをしてきました。
この先、大規模な災害が必ずあります(2025年9月のニュースで、政府は、向こう30年に南海トラフ地震が起こる確率を修正し、60〜90%と修正しましたね)
そんな時も、希望を捨てず生きて行ける逞しさを、今から身につけていってほしいと思っています。
人間は生き物です。
良い環境に育つことができるように、親は何をしていったら良いか、一緒に考えましょう。
相談には、いつでも乗ります❗️
頼ってください❗️
池田信子(社会福祉士、公認心理師、こども家庭ソーシャルワーカー、保育士)

私は、講演会でもよく話をしますが、
自分の子どもに、「勉強しなさい」「宿題やりなさい」と言ったことがありません。
もちろん、私も親から、そのようなことは一度も言われたことがありません。
言われなくても、やるべきことはやるように育ち育ててもらっているからです。
学生の時に、「幼い頃に子どもの望む愛情をいっぱいかけてもらった子は、すくすくと育っていく。感情のコントロールもきくし、自分の意見も言える。自分のことが好きで自分を大事に思える肯定感のある子に育つ」と教授から教えてもらいました。
「無条件に存在を認められ愛情をかけられた子は、自分で自分をコントロールする力が育つから、学校で決められたこと(宿題や必要な学習)は自分でやるように必ずなる。」
「家で、勉強をやりなさい❗️起きなさい❗️と言われないと自分の行動がとれない子は、子どもの問題ではなく、親の関わりの問題」とはっきりと言われたことを鮮明に覚えています。
自分の子育てを通して、その通りだと感じました.
そして、それは、発達に凸凹がある子も同じです。
子育ての基本は一緒です。
子どもを木🌳に例えると、1番底にある1番重要なところは、「心の育ち」です。心が育っていると、人の嫌がることをする、自分が卑屈になってヤケになる、など、絶対にするわけがないのです。
これは、発達に凸凹がある子どもも同じです。
子育ての基本は同じです。
ただ、発達の凸凹があると、その基本的な力がつくまで時間がかかることが多いので、私たち支援者は、保護者とともに、子どもの育ちを支えていきたいと思っています。
池田信子(社会福祉士、公認心理師、こども家庭ソーシャルワーカー、保育士)

豊橋に縁のある人たち100人(5人ずつ×20回)が出て、自分の生き方や、今やっている仕事の紹介などをするという催しです.今、全国各地で「100人会議」の祭典が行われています。
私も、スピーカーの第19回目(ラス2)に次男と一緒に登壇しました.
昨年10月に、次男と共著で出版した「自閉症の僕が家を建てた理由」の宣伝兼ねて、私が、息子の自閉症をそのまま認め、その自閉症であることを大事にしながら子育てしたという話をしてきました。
息子は、普段は、こども園の用務員をしていて真面目に働いていること、デジタルイラストが得意で、全国各地の絵画展に出展していることなどを自分でスピーチしていました.
自分の描いたイラストを、一生懸命に説明している姿に、よくここまで育ってくれた、と胸が熱くなりました.会場のすべての人の温かい拍手に包まれて満足そうでした.
実は、長男(名古屋在住)が昨年の11月に、この【豊橋100人会議】に呼ばれて話をしています.普段は看護師をしていますが.自分自身が、障がいのある子のきょうだいとして感じてきた想いを発信する活動をしていることをスピーチしました.
私たち以外にも、知名度高い人たちのスピーチに感動。私が、スクールソーシャルワーカーとして勤務している桜丘中学・高校の校長の横山先生もスピーチされました.
なかなか、豊橋も良い街なんだ、と今更ながらに実感しました。
私は、障害があっても、その人自身が明るく逞しく、その人生を全うしてくれることを願っております.そのために、社会に働きかけていきたいと思っています。
文責:池田信子(個別療育・訪問支援)

発達障害を持つ子どもたちの青年期の躓きが、以前より深刻になってきています。もちろん、クローズアップのされ方、報道のあり方の問題もありますが、何かあれば、「発達障害」と結びつける傾向であることは確かです。しかし、言葉が少し乱暴になりますが、誤解を恐れずに言えば、たとえ、発達障害を持つ子どもたちであっても、乳幼児期に愛し愛される環境で育った子たちに、社会的規範を逸脱するような行為を起こしたことを見たことがありません。
子育ての基本は、どの子どもも同じことなのです。子どものありのままを認め、成績では評価されないような、子どもの笑顔やしぐさを愛おしく思い育てること。子どもが育つ初期の大切さを多くの方が認識して次世代を健全に育てていってほしいと日々願ってやみません。
そして、たとえ障害を持っていたとしても、どの子もみな「逞しく、明るく元気に、自分の人生を歩んでいってほしい」と思っています。私は、そんな応援をしていけるサポーターであり続けたいと思っています。
文責:池田信子(個別療育・訪問支援)